各競馬場の芝1200 m分析(脚質・ラップ)
T2だ。
陣営がレースを選ぶときに一番基本となる因子は何か。
距離適性だ。
トーセンラーのような特殊な馬を除いてほとんどの馬は似たような距離を走る。
コースが変わったとき、コース別の特徴をとらえておけば条件代わりの馬を狙うことができる。
試験的ではあるが、距離を固定しコースが変わった場合の傾向を把握してみようと考えた。
正直考え方があっているかどうかはわからない。しかし、一度考えてみることが重要だ。
今回は、芝1200 mだ。データは2020年の古馬戦が対象だ。
競馬場別ラップタイム
短距離ということもありあまり特徴が出にくいのか、多少の差はあるがラップ的には特筆すべきところはなさそうだ。
これぐらいの差であれば展開などのほうの影響が大きいと考えることにする。
各競馬場における脚質別成績
全体的に逃げ先行が有利だ。
「オッズが高い馬(人気のない馬)が成績を残せる=回収率が高い」
ということは、展開による影響が大きいと解釈できる。この考えのもとで前に行く馬が比較的有利と考える競馬場は、
【先行有利】新潟、小倉、中京、阪神
これらの競馬場で差し脚を伸ばして上位に食い込んだ馬は注目すべきか。
逆に上記以外の競馬場で先行して結果が伴わなかった馬は、上記競馬場へ出走するときが狙い目か。